口内炎
頬(ほほ)の内側や舌などに時折あらわれる 「口内炎」
食べ物がしみたり、歯みがきで痛みを感じたりとやっかいな存在ですよね。 でも、身近なトラブルでありながら 「口内炎」 のことを意外とよく知らない方が多いのでは?

そこで今回は、この
「口内炎」 のお話をいろいろご紹介させていただきます。


【 口内炎はどうしてできるの? 】

   口内炎は口の中の粘膜にできる炎症ですが、実は原因はよくわかっていません。
   そもそも、
お口の中は “400種類以上” もの細菌が棲みついている所ですが、
   段は唾液による殺菌効果
で悪さをする菌が抑え込まれています。しかし、 「偏食」
   や 「睡眠不足」、「ストレス」 や 「歯みがきが不十分」 といった不摂生が
続いたりす
   ると、
悪玉菌がお口の中に炎症を起こすためにできてしまうのではないかと言わ
   れています。
   そのほか、
堅い食べ物や熱い食べ物などでお口の中に小さな傷ができたりす
   ると、それが原因になることもあるようです。

【 赤かったり白かったりするけれど、これも口内炎? 】

   ひと口に口内炎と言っても
様々な種類があります。白い水泡ができたり、赤くただれ
   たり、
ちょっとへこんだりと、いろいろな症状が見られます。
   代表的な口内炎
は以下のようなものです。


     
<アフタ性口内炎>
        
アフタとはくぼみのこと。頬・唇の内側・舌・歯ぐきに白っぽい水泡ができて
        破れると、中心が浅くくぼんで周囲は赤くなります。
この口内炎はウイルス
        感染が原因
とされ、もっとも一般的なタイプです。一度に大量にできたり、
        再発しやすいのも特徴
です。

     
<潰瘍性口内炎>
        歯ぐきの
縁が白く腫れ、炎症ができます。激痛がして食べ物がしみるように
        なり、噛んだり飲み込んだりできなくなります。
重症になると高熱が出る場合
        もあります。

     
<カタル性口内炎>
        
唇の内側・頬・舌の粘膜が赤くただれたり、白くにごったり、ザラザラしてひび
        割れ
ができます。ロの中全体が熱っぽくなったり、食欲が低下したり、□臭の
        原因
になることも。

     
<ニコチン性口内炎>
        
舌や頬の粘膜などに白い発疹ができ、ただれが広がる口内炎です。重症にな
        ると唾液腺がふさがれ
唾液が出にくくなることもあります。喫煙によるニコチン
       が原因
とされています。

【 痛くても歯みがきはするべき? 】

   歯ブラシが口内炎の患部に当たると、しみたり痛んだりして、
つい歯みがきが億劫に
   なりがち
です。
   でも、
口の中を清潔に保つことが口内炎対策の基本なので、患部を刺激しないよう、
   小ぶりで軟らかめの歯ブラシを使い丁寧にみがきましょう。
ブクブクうがいの際、市販
   のうがい液を薄めたものや、お茶を使っても殺菌効果
があるでしょう。

【 早く治すには? 】

   口内炎を早く治したいなら
「歯科」 「口腔外科」 「耳鼻咽喉科」 に行って診てもら
   うのが一番です。病院へ行くほどひどくない場合は、
十分に睡眠をとって体調を整え
   る
と徐々に治ってくるでしょう。また、 「唾液」 には殺菌作用があって細菌を抑えるので、
   唾液の分泌を促すための工夫
(口呼吸をやめて鼻呼吸にする、舌下腺を刺激するなど)
   をするのも良い方法です。
   反対に、
熱い、辛い、酸っぱい、堅い食べ物、アルコール、タバコは口内炎を刺激して長引
   かせる原因
になってしまいます。


【 病院にいく目安は? 】

   口内炎は
長くても2週間くらいで治るものですが、それ以上経っても治らなかったり、
   繰り返しできたり、痛みや腫れがひどいときは
別の病気の可能性があります。そのよ
   うな場合はたかが口内炎と考えず、
「歯科」 「口腔外科」 「耳鼻咽喉科」 で診察
   受けましょう。 
「ベーチェット病」 「全身性エリテマトーデス」「潰瘍性大腸炎」
   などの病気でも口内炎ができることがあります。


ぜひお待ちしています。
(院長:三反田)


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