“55歳以上”の
「大人のむし歯」が増えている!
「むし歯」は年齢を問わず発症するものですが、
現代は特に55歳以上の方の 「大人のむし歯」 が増えていることがわかっています。


図は
「厚生労働省が6年ごとに行っている調査」 をグラフにしたものですが、平成11年、平成17年、平成23年において「むし歯(治療済みの歯を持つ人も含む)」の割合を比較してみると、
   
「5〜19歳」ではむし歯を持つ人の割合が減っているのに対し、
   働き盛りの
「35〜54歳」では100%近い人がむし歯(治療済も含む)を持っていて、
   その割合にはほとんど変化かありませんでした。
   それに比べ
「55歳以降」では、むし歯を持つ人が年々増えていることがわかっています。

近年は
55歳以上の方でも残っている歯が多いため、相対的にむし歯の本数も増えているといった傾向になっています。それでは、『55歳以上の人たちに多いむし歯』 を以下でご紹介させていただきます。

≪銀歯や差し歯などの “かぶせ物の境い目” にできるむし歯≫

     歯には毎日
“噛む力” が強く加わります。する
     と、
治療でかぶせた銀歯や差し歯が割れてしまっ
     たり、歯との間にわずかな隙間
ができたりしてしま
     います。その隙間にむし歯菌が侵入すると、その
     内側でむし歯が進行してしまいます。治療でかぶ
     せ物が施されると、なかなかその内側の変化には
     気づきません。治療済みの歯が再びむし歯に
     なってしまった場合、気づいた時にはかなり奥深
     くまで進行していることもあります。

≪“露出した歯の根元”にできるむし歯≫

     歯の表面は
「硬いエナメル質」 で覆われていて、
     むし歯になりにくくなっていますが、
歯根は 「柔ら
     かいセメント質や最牙質」
でできているため、歯
     ぐきが下がって歯根が露出すると、そこにむし歯菌
     が付着してむし歯ができてしまいます。このよ
     うな歯根のむし歯は高齢者に多く見られます。
    歯ぐきが下がる原因としては、「加齢」「歯周病」「歯
     ブラシでの強いブラッシング」
などが挙げられます。

≪“唾液の分泌量が滅る”ことでできるむし歯≫

     高齢になると唾液の分泌量が減り
、お口の中の
     自浄作用が悪くなるため、お口の中にむし歯菌が
     住みやすい環境になってしまいます。唾液量が減っ
     てしまうのは、
「加齢による唾液腺の機能低下」 や
      「お薬を飲むことが増える」
などが挙げられています。


「大人のむし歯」 は新たに起こるものよりも、
“以前治療した歯に再び起こるもの” に注意が必要
です。
こういったむし歯に早く気づくためには、
「歯科定期検診」 を受けることが大切です。
歯科医院ではこのようなむし歯でも “早期発見” することができますよ。













【クイズの答え:B(仏教)】
「歯を磨く」といった思想は 「仏教」 の伝来とともに、インドから中国を経由し、日本へ
お坊さんによって持ち込まれたそうです。仏教の教祖であるお釈迦様は、口の中を
きれいに清掃することによって5つの功徳があると教えたそうです。
歯みがきは仏教徒にとって守らなければならない大切な規律の一つだったようです。


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