知っているようで知らない?
    「歯周病」の基礎知識
「むし歯」とならび、よ<知られている歯の病気に「歯周病」があります。
最近はテレビCMでもよく耳にするため、名前だけでも聞いたことはあるでしょう。
しかし、名前は知っていても、この病気のことを
しっかり理解している方は、もしかしたら少ないのかもしれませんね。

そこで今回は、
  
 「歯周病がどのような病気なのか?」
   「どのように進行していくのか?」などの
   『歯周病の基礎知識』

をお話させていただきます。


<歯周病とはどんな病気?>

   歯周病とは、歯を支えている歯槽骨が細菌によって破環されるお口の病気
です。
   歯槽骨が破壊されると歯を支えることができなくなり、
最終的には歯が抜け落ちてしまう
   怖い病気
です。
   この歯周病は、風邪のような病気とは違い、
自然に治ることはなく、治療しないとどんどん
   進行
していってしまいます。
   また、やっかいなことに、
初期の段階では自覚症状がほとんどないため、なっていても
   気づかない方が大半です。
   歯周病は年齢とともに増え、40代になると急激に進行していきます。
   現在、
歯を失う原因の第一位が歯周病となっています。


<どのように進行していくのか? >

   【健康な状態の歯】

   歯ぐきがキュッと引き締まり、歯槽骨が歯をしっかり支えています。
   また、歯周病の進行度の目安となる、歯と歯ぐきの境目の
「ポケット」
   の深さが2mm以内
であれば正常の範囲です。

   【歯周病の初期症状】
   「ポケット」に細菌の温床となる歯垢(プラーク)がたまり、
歯ぐきに
   炎症
が起きてきます。
   これは「歯肉炎」と呼ばれる状態で、
ポケットの深さも3〜4o程度
   に深<なります。
   しかし、まだ歯糟骨は減っていませんので、この段階で適切な治療
   を行えば健康な状態に戻すことができます。

   【中期症状】
   
ポケットの深さが5o以上となり、中に歯石がついて、歯ぐきが腫れ
   たり出血
したりしてきます。
   ポケットが深くなるにつれ歯槽骨も溶け始め、歯がグラついてきます。

   【末期症状】
   
ポケッ トの深さが6o以上となり、歯ぐきがブヨブヨして中から
   (うみ)
が出てくることもあります。
   症状が悪化していくにつれ
歯槽骨は溶け、歯は上下にグラグラして
   最後には抜けてしまいます。


※歯周病は「沈黙の病気」と呼ばれているほど、初期の段階では自覚症状がほとんどありません。
 したがって、年に数回は歯科医院で歯をチェックして、早期発見‐早期治療に努めましょう!












健康な歯の状態


歯周病の初期症状


中期状態


末期状態
【クイズの答え:A(男性の方が長い)】
平均寿命の長い女性の方が歯の寿命も長い、と思われがちですが、実は
男性の方が女性よりも平均4年ほど長いそうです。これにはホルモンが影響していて、女性ホルモンには歯周病の病原菌を増殖させたり、歯ぐきの炎症を悪化させたりする働きがあるため、女性は歯が悪<なりやすいと言われています。

>> 歯のはなしに戻る  >> トップページに戻る
Copyright(C)2006. SANTANDA DENTAL CLINIC All Right Reserved.