ドライマウスも症状のひとつ
「シェーグレン症候群」を
        ご存知ですか?
シェーグレン症候群とは、本来なら外敵から身を守るはずの免疫システムが、唾液腺や涙腺などを誤って攻撃してしまうことで起きる、自己免疫疾患のひとつです。
主な症状には、唾液の分泌が減る「ドライマウス」があり、歯やお口の健康にも悪影響を与えます。
そこで今回は、
増加傾向にある疾患のひとつ「シェーグレン症候群」をご紹介します。

<どんな病気?>
   ●体の免疫システムが、何らかの異常によって自身を攻撃してしまう
    
自己免疫疾患のひとつです。
   ●関節リウマチや全身性エリテマトーデスといった、他の自己免疫疾患
    と
合併して発症することがあります。
   ●2011年の厚生労働省の調査によると、
全国の患者数は約7万人、
    男性よりも女性の方が17倍多く、患者の平均年齢は60歳
でした。
   ●根本的な治療法は確立されていないため
国の難病に指定されており、
    一定の重症度を超えた場合は医療費の助成が受けられます。


<主な症状は?>
シェーグレン症候群の主な症状は、
口が乾く「ドライマウス」と、目が乾燥する「ドライアイ」です。
比較的ありふれた症状のため、
発症に気づいてないケースが多くみられます。
もし次のような症状がある場合は、シェーグレン症候群を疑って、
リウマチ膠原病内科の受診をおすすめします。

   
【口の症状】
     ✔□唾液が出ない
     ✔口や喉が常に渇いている
     ✔口の中に舌がくっついて、話しにくい
     ✔食事の味がわかりにくい
     ✔むし歯が増えた
     ✔唾液腺に腫れや痛みがある

   
【目の症状】
     ✔涙が出ない
     ✔目が痛くて充血する
     ✔目がかゆくて、目ヤニが増える
     ✔目が疲れたり、ゴロゴロしたり、かすむ

   
【鼻の症状】
     ✔鼻の中が常に乾燥している
     ✔鼻血がよく出る

   
【その他の症状】
     ✔咳がなかなか止まらない
     ✔微熱~38度程度の熱が続く
     ✔全身の疲労感や倦怠感がある
     ✔関節の痛みがある


<診断方法や治療方法は?>
シェーグレン症候群が疑われる場合には、
血液検査、唾液検査、涙の分泌検査、唾液腺組織の生体検査などを行います。
ただし、シェーグレン症候群の
根本的な治療法はまだ確立されていないため、治療は症状を和らげる対処療法が中心となります。治療法は主に次のようなものがあります。

   
【口の症状を和らげる方法】
     ◇ガムを噛んだり、薬剤の使用で唾液の分泌を促す
     ◇人口唾液などで唾液を補う
     ◇歯を丁寧にみがくなど、お口の中を清潔に保つ

   
【目の症状を和らげる方法】
     ◇ステロイド点眼薬で、涙の分泌を促す
     ◇人口涙液などの点眼薬で涙を補う
     ◇専用のメガネで涙の蒸発を防ぐ
     ◇涙点に栓をして涙の流出を防ぐ


※シェーグレン症候群は口や目の乾燥に注目されがちですが、実は他の全身疾患を併発していることが多々あります。自己判断せず、気になる症状が続く場合は速やかに受診しましょう。



















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