先日３月１２日土曜日午後１時より、標記の卒業式が挙行されました。
第６３期生５３名、無事に全員そろっての卒業です。
この期の学生たちは、入学時は平常通り、１年生の冬休みが明けてからコロナ騒動に巻き込まれた学年です。
緊急事態宣言時には一時学校閉鎖、学外研修も大きな病院や高齢者施設などで行われる予定だったものは軒並み中止となりました。２年生の終わり、臨床実習に出る前の“戴帽式”も学生のみ、最大の楽しみのはずの修学旅行もやむなく中止、まさにコロナ禍で過ごす学生生活を過ごしてきた学年でした。
一人の脱落者も出さず卒業を迎えることができたのが、不幸中の幸いといったところでしょうか。
またこの日はまん延防止等重点措置もちょうど解除になった週末土曜日でしたので、予定通り規模を縮小した形で式が行われ、はれの卒業となったわけです。
そして、もう一つ、最後の最後の学生たちの楽しみが同日に開催される“謝恩会”、この卒業式中に見る彼女たちとは一変した様相の華やかな姿で、楽しんでいました。もちろん、どちらも感染拡大防止の措置を最大限考慮してのイベントだったことは言うまでもありません。
今後、３月末に国家試験の発表⇒合格の知らせを聞いて、初めて“歯科衛生士”としての道を歩み始めます。
これまで以上の苦労をし、勉強をしなければ務まりませんが、一生懸命頑張ってほしいと思います。
「卒業おめでとう！」