安芸郡府中町本町にある歯科医院 さんたんだ歯科医院

屋久島へ

屋久島へ

鹿児島県南部の大海原に点在する薩南諸島の一つである屋久島は、円形に近い五角形で淡路島より少し小さく、周囲約130km、日本全国では7番目の面積を持つ島、そして島の面積の約2割が1993年に世界遺産登録されています。

昨年の診療を終えた翌日に出発し、年越しをしてきました。今回の旅の最大の目的はあの「縄文杉」に会うこと。諸説ありますが、樹齢数千年と言われ、樹の周囲は16.4m、大人の男性が8人くらいでやっと周りを囲める大きさです。

この度はトレッキングガイドをお願いし、ツアーとして参加することになりましたが、事前に調べれば調べるほど、なかなかなハードな行程に不安は募るばかり。日頃の運動不足の成果なので仕方ないのですが、もう行けるところまで行くしかありません。
午前3時起床、宿を4時に出発、朝・昼はお弁当です。全行程は22km・10時間、荒川登山口(標高600m)をまだ暗い6時にスタート、日の出までの1時間以上は暗い中、ヘッドライトを装着、屋久島らしい雨の中を歩きます。幸いガイドさんが自然や歴史について詳しく教えてくれたり、たくさん励ましてくれたりで、気持ちを切り替えながら進むことができました。トロッコ道を8.5km・160分・300mアップ、その後本格的な山道を2.5km・120分・400mアップ。待っていてくれたのは神々しいオーラをまとい、圧倒的な存在感の「縄文杉」でした。保護のため触れることも近づくこともできず、展望デッキからの見学でしたが、それでも一生に一度はと思っていた場所を、また一つ訪れることができました。

パワースポットでもある場所、たくさんにパワーをもらって帰りましたが、翌日は左ひざのダメージが大きく(笑)、予定していたもう一つのスポット「白谷雲水峡」のトレッキングはやむなくキャンセルとなりました。
こんな新年となりましたが、2020年は“庚子戌年”運気のサイクルの始まりとも言われます。本年も変わらず頑張ってまいりますので、スタッフ共々よろしくお願いいたします。    (院長)