安芸郡府中町本町にある歯科医院 さんたんだ歯科医院

そろそろマイナンバーカードを持ちませんか?

 

マイナンバーカードとは、プラスティック製のICチップカードで、券面に氏名、住所、生年月日、性別、マイナンバー(個人番号)と本人の顔写真等が表示されます。

マイナンバーは「公正・公平な社会の実現と国民の利便性の向上、行政の効率化の3点を目的に導入が進む社会基盤と言えます。8月1日現在で、全国では36.0%、広島県では37.5%の普及率、概ね3人に1人は持っているということになります。

所有することでのメリットには、「身分証明書として利用できる」「住民票など各種証明書(住民票や印鑑証明等々)をコンビニで取得できる」「ネットで確定申告が可能」「マイナポータル(便利サイト)を利用できる」など、最近になりさらにメリットが増えてきています。

その中でも、今回お話しするのは「マイナンバーカードの健康保険証利用について」です。

 
受付を見られたら気になる機械がカウンターに置いてあると思います。10月から本格的利用開始なので、現在は“準備中”になっていますが、最近多くの場所に置いてある「検温」の機械ではありません。

従来、保険証の資格確認の方法は、受付で預かり、記号・番号・氏名・生年月日・住所などを医療機関側のシステムに手入力する必要がありました(月替わりの確認も目視で行います)。1字でも間違うと“資格なし”で請求が戻ってきてしまうし、何より患者さまをお待たせする時間ができてしまいます。

 

今回の新しいシステムは「オンライン資格確認」となっており、マイナンバーカードをカードリーダーに置き、顔認証(あるいは4桁の暗証番号)で本人確認を行うことで、即座に資格確認、また最新の保険資格を自動的に医院側のシステムに取り込めるようになります。本人が気づかずに期限切れの保険証が提示されたり、職を変わられて手続きは済ませたが、まだ手元に保険証がないといった場合にも対応しやすくなると考えられます。

こう見ると単に医院側のメリットだけのように感じられるかもしれませんが、その他にも、「特定健診情報などの共有」「重複薬剤費の節約」など、カードに含まれる情報は今後更に有意義なものになってくると思われます。

10月から運用開始です! お手元にマイナンバーカードを準備して、ぜひお試しくださいね。  (院長)