安芸郡府中町本町にある歯科医院 さんたんだ歯科医院

緊急事態宣言明け!

10月半ば、長かった緊急事態宣言からの県独自の感染予防対策も期間も、いったん終了し、少しだけ日常が戻ってきたような気がします。もちろん、ここで気を緩めては何にもならないので、今後もこれまで通りの対策をとっていこうと思います。

そのような時期に、少し遅くはなりましたが、「新型コロナウィルスワクチン接種」に従事して参りました。

    

10月の日曜日、某会場にて、午後からの半日を要請されました。
皆さまご存知の通り、この度の集団接種においては、歯科医師も接種を行うことが認められました。これは医師だけでは打ち手が足りないこと、接種完了までをスピーディーに行わなければならないことが要因で、もちろん単独で診療所で行えるものではなく、集団接種会場(医師が会場にいる)においてのみ可能となったものですが、医師法を超えた解釈によるものです。
それだけ事態がひっ迫しているということでしょう。

10月30日時点で、全国の新規感染者は287人、死者は7人。
広島県では19人と少々多めですが、県全体の直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は2.1人と、警戒基準値としている4人を10日連続で下回っています。ワクチン接種においても10月29日に公表されたデータでは1回目が77.2%、2回目が71.2%と俗に言われていた7割の壁もクリアしています。今後、小児・学童の接種が進んでくればスペインのように8割近い接種率となるかもしれません。
その他、“飲み薬”の開発・承認、国産のワクチン、3回目の接種等々、いろいろな対策が講じられることでしょう。

私たちの診療所にも、高齢の方や感染に対して警戒心の強い方は、足が遠のいていらっしゃるのも事実です。
以前にも触れましたが、全国的にも歯科医院でのクラスターは起こっていないし、従来より感染予防にはしっかりと努めていますし、新型コロナ、通常のインフルエンザ等にも口腔ケアが極めて有効という報告もなされております。どうか安心してご来院いただければと考えております。

 

不安に思われているお口の健康状態については、早めに相談してくださいね  (院長)