皆さま、いかがお過ごしでしょうか？
朝晩は少しずつ涼しくなり、秋の訪れを感じる季節となりました。
今月は、私たちが行っている「診療以外」の様々な活動を紹介したいと思います。
７月は、スタッフとともに、広島で開催された「日本臨床歯周病学会 年次大会」に参加してきました。
歯周病はお口だけでなく全身の健康にも関わる深刻な疾患です。
今回の学会では、歯周病治療の最新の知見や技術を学び、日々の診療にどう活かすかを真剣に考える時間となりました。
また、全国から集まったスペシャリストたちの講演にとてもいい刺激を受けました。
さらに８月には、福山、三重県、静岡県など、各地の歯科医院を訪問し、診療見学をさせていただきました。
医院ごとに「スタイル」があり、技術面はもちろんですが、患者さまへのサービスの工夫や、効率的な運営方法を直接学ぶことができました。
例えば、インプラント治療における手術環境の整備、子どもたちを迎えるための環境作り、そして今注目されている歯科医療のＤＸ（デジタルトランスフォーメーション）化についても多くの気づきを得ました。
歯科医療も時代とともに進化しています。デジタル技術の導入によって、診療がよりスムーズになり、患者さまにとって「通いやすい」「安心できる」医院へと変化しつつあります。また同時に、スタッフにとっても働きやすい環境を整えることができ、結果的に患者さまへのより良い医療提供につながります。
私たちも、今回の学びをしっかりと活かしながら、より快適で安心して通っていただける医院を目指して参ります。
来年は医院のシステムが大きく変化する１年になりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
皆さまの健やかな毎日を願って。
（副院長 三反田 彬）