安芸郡府中町本町にある歯科医院 さんたんだ歯科医院

感染症の予防や美容にも役立つ! 実はスゴイ「唾液の働き」

健康な成人の場合、1日に1.5リットルの唾液を分泌するとされています。
つまり500ミリリットルのペットボトル3本分ですから、凄い量ですよね。
そこで今回は、さまざまな「唾液の働き」についてご紹介させていただきます。

これを読めば唾液をもっと出したくなるはずです!

★★★ “お口の健康”編 ★★★

 【①むし歯や歯周病の予防】
 
   唾液は、中和作用で初期のむし歯を修復したり、殺菌作用によってむし歯菌
   や歯周病菌の増殖を抑制したりしています。
   つまり、唾液量が減りドライマウスになってしまうと、むし歯や歯周病にな
   りやすいため注意が必要です。

 【②口臭の予防】
 
 唾液の分泌が減ってしまうと、お口の中の細菌が増えて口臭の原因になります。
 こういった時は、ガムなどを噛んで唾液の分泌量を高めると有効です。

 【③お口の中の保護】
 
 唾液には、食べ物や飲み物の刺激からお口の中を保護する役割もあります。
 また、食べ物をスムーズに飲み込んだり、舌の動きをなめらかにしたり、口内炎
 を予防したりといった働きもあります。

★★★ “全身の健康”編 ★★★

 【①胃の負担を軽くする】
 
 唾液が食べ物と混ざりあうことで、消化・吸収が良くなり、胃の負担を軽くする
 ことができます。
 さらに、食べ物の味をしっかりと感じられるのも、唾液があってこそです。

 【②感染症の予防】
 
 唾液の中に含まれる『IgA』という抗体には、お口の中から入ってきた細菌の
 侵入を防ぐ働きがあります。
 またIgAには腸内細菌を適切に保つ働きもあるとされ、免疫力を高める作用も
 期待できます。

 【③睡眠の質をアップ】
 
 “睡眠ホルモン”とも呼ばれる『メラトニン』は、脳から分泌されるだけでなく、
 唾液の中にも含まれていますので、唾液が増えると、睡眠の質が高まり熟睡する
 ことができます。

★★★ “美容”編 ★★★

 【①お肌のハリやツヤが向上】
 
 唾液中にあるタンパク質『FGF』は、細胞の分裂や増殖に関与しています。
 そして、このFGFは肌細胞にも働きかけるため、お肌のハリやツヤがアップす
 ることにも貢献しています。

 【②ダイエットの手助け】
 
 脂肪の合成を抑え、分解や代謝を促進する『ラクトフェリン』と呼ばれるタンパ
 ク質も、唾液中に含まれています。
 また、唾液を出すようにしてよく噛んで食べると、早食いの予防となり食事の量
 をセーブできるようになります。

 【③アンチエイジングの効果】
 
 成長ホルモンの1つ『パロチン』は“若返りホルモン』と呼ばれ、体を若々しく保
 つアンチエイジング効果があると言われています。
 実は、唾液中にもこのパロチンが含まれているため、よく噛んで唾液を増やすこと
 は、若返りにもつながります。

 

※このように、さまざまな効果のある唾液ですが、年齢を重ねるにつれて分泌は減少していきますので、よく噛んで食べたり、ガムを噛んだり、こまめに水分補給をするなど、意識して唾液の分泌を促しましょう!