6月4日からの1週間は「歯と口の健康習慣」です。
これを機に、ご自身のお口の健康状態について改めてチェックしましょう。特に毎日使っている歯ブラシ。皆さんは正しく使えていますか?
歯ブラシを上手に使いこなすことで、歯垢が落ちやすくなったり、みがき残しが少なくなったりします。
そこで今回は、正しい歯ブラシの使い方をご紹介します。
【“力加減”に注意しましょう!】
歯ブラシの使い方で、特に注意が必要なのが力加減です。
しっかり汚れを落とそうと力を入れてゴシゴシみがいてしまうと、歯ぐきを傷めるだけでなく、
歯ブラシの毛先が開いてしまってかえって汚れ落ちが悪くなります。歯に当てる力加減は150
~200g位の軽い力で、歯に当てた時に毛先が広がらない程度がベストです。
【毛の“得意分野”を活かしましょう!】
歯ブラシには、毛の場所によって、それぞれの得意分野があります。
先端は「つま先」、手前は「かかと」、両サイドは「わき」、広い面は「全面」とも呼ばれ、こ
れを意識して使い分けることで効率良く歯垢を落とすことができます。
【“角度”を意識しましょう”!】
歯ブラシを当てる角度も意識してみましょう!
特に歯周病予防のためには、歯ブラシは歯ぐきに対して45度の角度で当て、歯と歯ぐきの境目の
歯垢を除去することが大切です。
また、歯の表面や歯間の汚れを落とすには、歯ブラシは90度の角度で当てるのが有効です。
このほかにも様々なブラッシング方法がありますので、ご自身にあったみがき方がわからないといっ
た場合には、お気軽にご相談ください。
※歯ブラシを正しく使って、効率の良い歯みがきをしましょう!